福岡市西部の住宅地にあるプロショップ「南米商会」に通ううちに自転車のとりこになった仲間が、自然発生的に集まって練習会を自主運営しています。休日の練習会=朝練だけに飽き足らず、何かと理由をつけて集まっては呑み、悔い…んにゃ食い、走っております。秋恒例の「板屋峠ヒルクライム」とDr.K主催のイベントについては、別コンテンツにてご紹介しておりますが、その他、多分に思いつきで「やろっか」となったイベントをこちらにまとめてみました。

2009壱岐サイクルフェスタ(2009/6/9)
やっぱり来ました壱岐の島
2009年6月7日、長崎県壱岐市で開かれた「第21回壱岐サイクルフェスティバル」に、朝練メンバーも参加しました。九州では数少ない公道閉鎖の本格的ロードレース。登録選手からちょっと速めのサイクリングを楽しむ程度のサンデーライダーまで、幅広い層が楽しめるイベントです。
今回は登録選手にどこまで食い下がれるか、練習を重ねて本番に備える青クラ君、九州では大変有名な女性クライマーに今年こそ勝とうとインターバルトレーニングに打ち込んだHorihori氏らいつもの7人に名古屋在のオーストラリアン・高津、久しぶり登場のSIN君と多彩なメンバー構成となりました。また、私メとバカ娘、Kiri隊長、過積載氏のサポート隊も昨年通り。機材トラブル対応能力はいざ知らず、酒の量と事故処理、交渉能力なら参加チーム中ナンバー・ワンであるのは間違いなし!
同宿以外でも南米の妖怪爺・竹薮センセも、もちろん参加。この他、たくさんの南米のお客様の顔もありました。

改善されたスタート
スタート直後のトンネルで大落車が発生、たくさんの登録選手が巻き込まれた昨年の教訓を生かし、スタート方法が大幅に変わりました。
スタート後約1kmを先導車で速度コントロール。トンネルや狭い交差点での右左折での事故を防ごう、というものです。さらに横8列から6列にして余裕を持たせ、先導中は追い越し禁止、と厳しい規制をかけています。
事故直後、長崎のプロショップ・パスタのM氏を中心に、プロモーターZ氏としっかり話をしたことが実を結びました。
途中、遅い人がいて抜くに抜けない、という半ば笑い話もあったようですが、取りあえず満点ではありませんが、一応の成果はあったと思います。
ちなみに、昨年の事故を起こした元凶。登録選手の間では、目星が付いているようです。ナニを考えて突っ込んだのかは知らんが、白い目で見られてますぞ。
(σ- ̄)

練習の成果が出た!
さて、レースですが、薄曇りで6月にしてはちょっと肌寒いぐらいの天候はかえって走りやすいようで、良いペースで進んだようです。
50kmのオーバーオール優勝は、ラバネロの大学生で長崎市出身のK選手。2位は拙HP「風になれ」でご紹介しているH君。今春から台湾で活動しています。
「先頭集団に食らい付く」目標の青クラ君は、一般の部12位、登録を含めたオーバーオールでも25位と素晴らしい成績でもちろん自己新。
還暦を過ぎた竹薮センセもちゃんと1時間27分台という素晴らしいタイムで急激に力を付けているOHTO君を従えてゴール。名人2さんも1時間31分台で実力通り。彼もアラ還ですからこのタイムは驚異的なのに、誰かさんのおかげで自慢にもならん、と嘆くことしきりでありました。
今年のハイライトは、打倒「●北◎△里」(ご本人とはまったく面識ないので、まぁご迷惑でしょうが)を掲げたHorihori氏の活躍。アップダウンの激しい壱岐では重たい体重がハンデとなって、毎回後塵を拝しておりました。近年のダイエットの効果と、インターバルトレーニングの成果で、何と名人2氏と10秒程度の遅れでゴール。もちろん念願を果たしました。
はるばる参加の高津は、新調した超高級BMCカーボンバイクで参戦。乗り込み不足のため「自転車じゃ、ないね」と疲労困憊でしたが、ちゃんと1時間46分で完走しております。
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レース後に裏話を聞くのは大変面白いものです。
今回も、1位、2位になった二人の間の心理作戦、Horihoriの●北嬢との(一人勝手)バトルの様子。名人2氏のカメラ写り作戦の失敗などなど、帰りのフェリーの中でも話題が尽きることはありませんでした。