福岡市西部の住宅地にあるプロショップ「南米商会」に通ううちに自転車のとりこになった仲間が、自然発生的に集まって練習会を自主運営しています。休日の練習会=朝練だけに飽き足らず、何かと理由をつけて集まっては呑み、悔い…んにゃ食い、走っております。秋恒例の「板屋峠ヒルクライム」とDr.K主催のイベントについては、別コンテンツにてご紹介しておりますが、その他、多分に思いつきで「やろっか」となったイベントをこちらにまとめてみました。

2013壱岐サイクルフェスティバル(2014/6/8)
素人が存分に楽しめる貴重な公道閉鎖イベント、壱岐サイクルフェスティバルに今年もお邪魔しました。
同行11人。うち出走者は6人だけ。サポート隊と称する宴会組が多いのも例年通り。
6人に加えて長老竹藪センセはじめ別行動の南米朝練組は、タイムはともあれ全員事故もなく完走しました。その辺の話は南米商会ブログで読んでいただくとして、こちらはちょっと気になったことをいくつか。
ロードバイクのブームは衰えていないようで、申込期限までにほぼ定員に達していたようです。いかにも乗り始めて間がない、という雰囲気の方が大勢いらっしゃいました。風を切る爽快感を楽しみながら健康維持できれば、これに越したことはありません。
ですがね…。

運営サイドの方と親しいので、色んな裏話を聞きます。今回は試走で地元の方とトラブルを起こしたバカ(複数)がいたとのこと。
数人が道路いっぱいに広がり、車が追い越そうにも追い越せない。クラクションを鳴らしてもよけようともしない、と夕方、すごい剣幕で苦情の電話がかかってきたそうです。
半日、公道を閉鎖するイベントをもう26年も続けていられるのは、地元の方々の理解と応援があってこそです。レース前日は公道閉鎖しとらん。交通ルールを守って行動しなければいかんことぐらい、常識だろうに。
事故が多かったのも今回の特徴。運営側が把握しているだけでも、試走で2回、本番で少なくとも4回救急車が出動しています。
さらに、50kmのスタート直後、300mも行かないで落車したのが1人。前の選手に突っ込んではすってこけたんですな。直前に競技委員長が「ちゃんと前を見て走りなさい」と何度も念を押していたにもかかわらず…。たかだか30km/h程度の追い越し禁止パレード走行区間で。出場した選手からは「スタート直後から抜こうとするヤツがいて危ない」との声も出ていました。
人の後ろに付きっぱなしで前を引かないヤツも相変わらずいて、罵声が飛ぶ場面もあったようですし、集団で走り慣れない人が増えたな、というのが参加したメンバーの感想。
応援マナーでも、ほめられたものでない光景がありました。
いずれにせよ、普段からどんな走り方をしているか、推して知るべし。傍若無人の振る舞いをしているとイベントの存続はもちろん、ロードバイクが目の敵にされまっせ。ベテランは後輩をしっかり指導しようね。ショップはものを売ってお終いではなく、スポーツのマナーも教えて下さいな。
今回は、小言爺モード全開だな。