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2003年夏<親切と元気をもらった北海道> |
8月13日から16日、平田先生は、北海道・千歳空港〜網走計717kmを走破しています。プランニングの段階で、日高町役場の方から貴重な情報をいただいたり、青山学院大、九州大の若者たちとの出会いで元気付けられたり。今年も数多くの一期一会を満喫されたようです。
なかでも日高町役場の職員さんが送ってくれた情報は、マスメディアに乗ったガイドものとはひと味違って、大変に役立ったと話していらっしゃいました。職員さんがこんな情報発信ができる日高町は、きっと住みやすくて観光客にも優しい町、なんだろうと思います。 |
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<日高町役場から貴重な情報> |
昨年、稚内〜オホーツクライン〜知床までを走ったので今年は、残り半周を計画した。
お盆時期のパック旅行では宿泊指定が釧路でしかできない。行程に悩んで日高町役場に電話した。ふるさと振興室の人が出て日高町を通過するメインの国道274号線ではなく、交通量も少なく長いトンネルもないルートを教えてもらう。
送られてきた地図には、地元の人でないと知らない情報が満載。よぉし、楽しみができたぞ。 |
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8月13日 千歳空港〜日高町〜トマム(171km) |
<航空会社も様変わり?> |
朝6時20分、自宅を自転車でスタート。今年の夏は涼しい。あまり汗をかかずに7時ちょうどに福岡空港着。走行距離13km。
自転車をそのまま受付カウンターに押していき、「これ、お願いします」。少し渋られるがそのままの状態で預かってもらえる。コンビニで機内で食べるものを買って準備OK。
ANA793便 福岡8:00〜千歳空港10:15
千歳空港のカウンターで自転車を受け取る。傷が付かないように梱包されていたのを取り除き、飛行機到着からわずか10分後にはスタートできた。
天気は良い。25℃ぐらいか。 |
<昼食とコーヒータイムで日高を満喫> |
日高町から送ってもらった地図をしっかり頭の中に入れたつもりだったが、早来町の手前で厚真町の看板を見て思わず右折してしまい、迷子になる。歩いている人なんていないし、車を止めて聞いても地元の人でないらしく分からない。郵便配達車のおばさんに聞いて、ようやく7kmほど違う方向に進んでいるのが判明。戻る。
道道59号線平取厚真線で平取へ。そこから国道237号線で日高町へ向かう。台風10号の影響で所々片側通行止めになっていた。沙流川のダムには流木がたくさん流れ込んで大変な被害らしい。
午後2時過ぎ、昼食をここと決めていた「じゃんけんぽん」のハンバーグ。平取牛の産地。とてもおいしかった。 |
ここから日高町支所まで1時間。日高町役場支所に寄って、情報をいただいたふるさと振興室の高橋さんにお礼の挨拶をする。
日高峠へ。標高500mだが、町までかなり登っているので簡単にクリア。下る途中、高橋さんご推薦の「森のふくろう」でコーヒータイム。とにかくいい。オーナーの相川さんご夫妻の話を聞いて、時間の過ぎるのを忘れてしまう。
下りきって占冠からトマムまでの道道136号線は、鵡川に沿ってじわりじわりと30kmの登り、足に来る。この間は自販機も家も何もない。車もほとんど通らない。
夕方6時過ぎ、宿泊予定のペンションWINDに到着、部屋が広くて合宿所の雰囲気だ。風呂に入り洗濯をして近くに一軒だけある雑貨屋に酒とつまみと明日の補給食を買いに行く。夕食はまあまあだが、他に宿泊客がいるかと思ったら誰もいないので拍子抜けした。選択権の少ないテレビを見ながら寝てしまう。 |
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