2013年夏
日本(ひとりリレー)縦断を終えた後も、旧友のサポートでお盆の気ままな旅を続ける竹藪センセ。今年は諸般の事情でちょっと時期を早めて7月末に三河湾周辺のサイクリングを楽しみました。

朝一番の新幹線で博多を出発、名古屋で在来線に乗り換えJR安城駅へ午前10時過ぎに到着。電話で連絡取り合って、居るはずの友人が居ない。携帯で話しするがどうもちぐはぐ。お互いの思い込み違いで三河安城と安城の一駅違う所で待っていた。
毎年一緒に旅をするS君T君と今年は一泊二日のショートトリップ。

7月26日(安城〜蒲郡〜伊良湖 75km)
安城は日本のデンマークと習った記憶があり酪農が盛んだったと思うが今もそうなのか? 午前11時前出発、古い商店街を抜け県道78号線で蒲郡を目指す。全くフラットな路面だが車と信号が多くスムーズな走りができないし暑い。信号で止まるたびに汗が吹き出る。いつも手書きの地図を持っているのだが背中の汗で紙が破れそう。JR東海道線の跨線橋を渡りひなびたケーキ屋さんで国道248号に出る道順を聞く。
早めに右折しても蒲郡に行けるそうなので車幅の広い道路を右折し南下するとJR幸田駅に出る。そしてすぐに国道23号と248号線が合体する道路に出て、目印にしていた競艇場(蒲郡競艇)が見えた。
三河湾沿いを8km走ると昼食予定のラグーナ蒲郡に午後零時半到着。車組はのんびり買い物でもしているようなので白熊アイスを食べて木陰で休息。ラグーナ蒲郡はグルメとショッピングを楽しむ複合型マリンリゾート、昼食は海鮮丼にした。
国道23号線は交通量も多く、途中から高架になり原付や自転車の通行禁止区間もあるようなので渥美半島の入り口まで約10kmを車に乗せてもらう。豊橋駅へ迂回して国道259号線を走る手もあるが街中に入り楽しくないので却下。大崎インター東で車を降り国道259号線(田原街道)で渥美半島に入る。10km先の大久保南を左折して県道28号(田原赤羽)線で太平洋側の国道42号線に出る。
ロングビーチまで500mの標識を見て左折するがすぐに勾配12%の表示があり、戻りを思って即Uターン。伊良湖岬までは松林で海がほとんど見えない。伊良湖ビューホテルが見える所でいきなりちょっとの間急勾配、平地に慣れているのであたふたする。下った所から歩いて数分で伊良湖岬灯台、曇っていたので視界は余り良くなかった。
宿泊地の伊良湖国民休暇村に午後4時着。夕食は二部制のバイキングなので早い方にする。
ビールの大ジョッキーがやけに重く感じるとまたまた三人で年寄りの話に花が咲く。

本日の走行データ
T:3:10
D:75km
M:49km/h
A:24km/h
本日のコース

7月27日(伊良湖〜三河湾〜西尾 62km)
早朝から大浴場に入る。5年ほど前まで自転車旅行はひたすらに走るものだと考えていたのに比べてえらい変わりよう。朝食も豪華バイキングで。ここ(伊良湖国民休暇村)は風光明媚ではないしコテージも古いがリーズナブルでお勧め。
午前9時出発、すぐに一人で走っているロードレーサーを見つけしばらく後ろに付くが、ペースが合わないのでお先に失礼する。今日は三河湾沿いを走るがやはり眺望はよくない。海岸沿いは少しのみ。
午前10時過ぎ大崎インター東手前で車に回収してもらう。蒲郡のコンビ二で下ろしてもらい水と氷を補給して再出発、国道23号線から県道41号線に入り西尾をめざす。41号線は車幅が広くゆるやかなアップダウンで走りやすい。何度も右方向に「西尾市街」の標識が出るが今日はたいした距離走るのではないのでグッと我慢し予定していた県道12号(豊田一色)線で名鉄西尾駅を目指す。
車組から連絡が入り昼食予定のうなぎやにすでに着いているとのこと。場所が分かりにくいのでちょっと焦り、人に聞きながらその方向に行くとT君が立っていてほっとする。田舎風のうなぎやだが土用の丑の日のせいか大繁盛で特上がなくて「上うな丼」にする。車組にはいつも世話になっているのでここはおごり。
本日はここで終了し、S君が駐車しているJR三河安城駅そばの駐車場へ20分ほどで到着。愛知県の車は信号では早めに止まるし自転車はちゃんとよけてくれるしマナーの良さに感心した。
本日の走行データ
T:2:35
D:62km
M:51km/h
A:24km/h
本日のコース
名古屋で会合があったので恒例のお盆の自転車旅行を前倒ししての短い旅であったが友人達との再会で気分だけは45年前に戻れた愉快な2日間であった。