2013年晩秋
今夏のツーリングが大変短かったことに「?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。諸般の事情が重なったためではありますが、実はこの秋に大きな計画を立てていたんですな。その関係で夏はやや短くなってしまった、と。その辺の事情はご本人の手記を御拝読下さい。

熱帯と亜熱帯を境にする北回帰線が通過する台湾。
11月は雨が少なく自転車にはよい季節、そこを狙って旅を計画した。
5日間で南の高雄から北の台北まで。
世の中便利になったものでインターネットで道路の状況が分かるしホテルの予約や航空券の購入もできてしまう。今回はJTBの格安チケット(往復約4万円)を利用した。
11月20日 (福岡〜台湾・高雄までの移動日)
キャセイパシフィックCX511便福岡空港10:20発 台湾桃園国際空港12:05着。
時差がマイナス1時間なので2時間半のフライトである。
自転車を輪行するのに気をつける点は@ディレーラーを外し古新聞にくるんでガムテープにてチェーンステーに固定。Aフロント&リヤエンドにプラスチックの保護用具をかませる。
Bホイールとフレームの干渉する所に保護のため新聞紙等を利用し三箇所ベルトでしっかり固定する。Cカウンターで大事に扱ってもらうようお願いする。
今までに10回以上飛行機に載せたがこれで問題が起きたことはない。

湾の空港にある銀行で先ず両替、1元(NT$)3.4円。
今回、同行するINOU君は5日分のインターネット用のシム(SIM)を空港で購入→これが毎日
すごい威力を発揮!!
空港からバスに乗り15分で高鉄桃園駅へ、そこで新幹線に乗り換え1時間40分で高雄の左営駅へ。
台湾は年寄りを大切にする国だ!
購入したチケットに「敬老」と記され料金も半額(なんと2465円)、スタートより好印象!!
左営で地下鉄MRTに乗り換え17分、八つ目の三多商圏駅で降りホテルまで歩いて15分だが輪行しているので1人1台のタクシーか、と話ししているとスーッとタクシーが寄ってきて自転車2台OK、数分でホテル着。料金もワンメーターの85元。心ばかりのチップで100元渡す。すべてスムーズ過ぎるぐらいうまく行き3時半にチェックインできた。
1泊目は寒軒国際大飯店、ホテル予約の段階では一人旅の予定だったのでここではINOU君と別々の部屋、小生は36階INOU君は35階。一人2400元で五つ星広々としたツインルームで378mの高雄85ビルが見え素晴らしい眺めだ。

すこし部屋でくつろぎ歩いて三多商圏駅へ行きMRTで美麗島駅まで行く。
MRTはSIEMENS製で機能的な電車だ。料金も20元〜50元と安い。
美麗島の駅はステンドグラスが幻想的、2番出口からすぐ六合国際観光夜市だ。
外は暗くなってきたがまだ夕方5時で準備中と言ったところ。一通り歩いてまず台湾ホットドッグにトライ、次に台南名物の棺材板、揚げパンをくりぬいてシチューをいれたもので棺おけの形から名づけられたとか。その後は水餃子、1個4元1人前10個からでそんなに食えんが仕方なく注文。ビールあると聞くと目の前のコンビ二と言われ買って来て飲む。
水餃子はうまかったが食いすぎた。
戻りも三多商圏駅までMRT、まだ六時台なのでデパートを散策しタクシーに乗って帰る。
ホテル近くのセブンイレブンでウイスキーとつまみを仕入れINOU君の部屋で飲む。
INOU君はすでに部屋で自転車を組み立てていた。