MASI。数あるイタリアのチクリの中でも知る人ぞ知る老舗です。日本では、なぜか九州は福岡・南米商会が90年代から2000年代半ばまでオーダーを受けていました。発注する数は年間10本前後と決して多くはありませんでしたが、このフレームを何本も見ていると、自転車の奥深さ、面白さを改めて認識させられます。

新ロゴ
MASIは2004年に新しいロゴを造っています。ご覧の通り。
これ以降、日本に入ってきているMASIはいわゆるショップの注文に応じたいわばプライベートブランドですので、本流とは別。あくまでクラシックなもの好きな日本人向けです。
従来のいかにも手描き、という雰囲気とはちょっと違って、なかなかモダンです(とゆーか派手!とゆーか)。最近のアルミやカーボンの太いパイプには、こちらの方が似合うでしょう。この他に、デザイン見本も何種類か送ってきていますので、順次ご紹介できればと思います。最近のMASI、なかなか精力的です。
ただ、クラシックなイメージを持っていた人には大顰蹙でした。
2004/6/22

新デザイン
新ロゴの後を追いかけるようにして連絡してきたのが、TIGの新デザイン。
これを見た当時は、何か派手だなぁと馴染めなかったのですが、HP改装の2011年現在、別にどうということもありませんな。むしろおとなしいぐらい。
実際、このころ発注した仲間のフレームにもこれに負けないぐらい派手なのもありました。
まぁいずれにせよ、これも日本ではまず見ることのできないフレームになってしまいましたが。
その他のデザイン
2004/7/25

MASI2005カタログ
MASIから2005モデルの画像入りCDが南米商会に届きました。
話題のカーボンをはじめ、クロモリのTigに外ラグ、アルミという品揃え。東京のお店が扱っている、いわゆる吊しのフレームを見た人がどうにも仕上げが悪い、と口をそろえて言うので心配していましたが、このCDの通りであれば南米からのオーダーに関しては大丈夫(?)
画像にはモデル名や説明がない、という相変わらずのいいかげんさ(-.-)ですが、ともあれご覧下さい。
画像はこちら
2005/3/27