フレーム単体で1.2kg。高剛性の完組ホイールとの相乗効果で、踏み出しの軽さ、加速感の鋭さは特筆ものです。ずっとNUCLEONとの組み合わせで乗っていましたが2007年末になってSHAMAL('99)との相性が良いことが分かり、以後こちらがメーンになっています。
アルミといえば、ガチガチの乗り心地を想像しますが、硬いことは硬いけれども、多少練習不足でもなぜか腰にこない不思議な乗り心地。同時期に発注された他の3台はすべてカーボンフォークでしたがあえてお願いしたクロモリフォークと、チェーンステイがSC61.10A標準の角断面ではなく、特製の楕円パイプであることが関係しているかもしれません。
ちなみにこのクロモリフォーク、五角形断面でわずか550gしかありません。当時のカーボンフォークと比べてもほとんど遜色はなく、しなやかな中にもしっかりとした感じがあって、個人的には大変気に入っています。
仕上げは、とにかくきれい。深みのある塗装もイタリア車のなかでもピカいちですね。
ビードを削り落として滑らかにする仕上げは、デダチャイが「強度の保証をしない」とかで、現在はやらないようです。
この仕上げのアルミmasiは、そもそも日本に4台しか入ってきませんでした。寿命の短いアルミフレームですから、さて何本走れる状態で残っているのでしょうか? 大事にしなくては・・・・。

ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
とゆーことで、万一割れたら修理が大変難しいことと、デカ娘の帰郷に伴い私の家庭内における物理的専有面積減少とが相まっていったんばらすハメになりました。アルミ独特の乗り味を楽しみたいので、いつか復活させようとは思いますが…。