行き付けのプロショップが通勤の帰り道にあるため、年がら年中顔を出しています。するとこういう掘り出し物に巡り合える機会も自然と多くなります。国内ではまず入っていないだろうと思われる丹下製パイプで、フェラーリレッド単色という大変珍しいコルナゴ・マスターオリンピック。
前オーナーがコルナゴの工房で直接オーダーしたもので、帰国後、長年保管されて煤けていたのを譲っていただき、再生したものです。経緯は別ページでどーぞ。
乗り味については別項に譲りますが、コロンバスパイプのものに比べて明らかに軽い乗り味。硬いことは硬いけれども、これなら非力な私でも乗りこなせます。
感心したのが、立ちが強い癖に取り回しが大変素直なこと。C40と全く同じです。
追記
入手した際についていた53Tなるビッグギアはさすがに踏めず、50Tを探し出して装着しております。

追記2
諸般の事情で1台分の収納スペースを空ける必要に迫られたため、泣く泣く手放すことになりました。幸い、朝練仲間が引き取ってくれたので乗る気になればいつでも乗れるのですが…。さっそく朝練に乗ってきた仲間、「適正巡航速度36km/h。どこまでも踏むことを要求される」と平地の伸びに驚いていました。いかにもコルナゴらしいフレームですな。当人は重量級だし、いっちゃん軽いレシオでも39×23(1.696)なので、これで坂を登る気はさらさらないようですが、意外に登れるんですよ。