霧島ロイヤルホテル「薩摩」
とある用事で宿泊したホテルに「郷土料理:薩摩」という店がありました。全然期待してなかったのですが、いや驚いた。
壁にずらりと並んだ焼酎(もっとたくさんあるカットもあるけど、むさ苦しいのσ(-.-)が写っているので・・・・)を安い値段で自由に楽しむことができます。つまみも充実しています。一緒に行った仲間に評判が良かったのはキビナゴでした。
何より驚いたのは、どれもまろやかで香りが良いのですね。普段、福岡では「南泉(後述)」を飲んでおりますが、福岡で飲んでも抜群だと思っていたら、全然違う。これが本当の味なのね。次から次に色々と(もちろん湯割りで)試して、どれも口当たりがなめらかでコクがあってそれぞれに個性があるのにも改めて感心しました。
福岡で飲むのと何が違うのかは、正直良く分かりません。ただ”水”が違うのかな、と皆で話したことでした。
2008/6/15

大変高値で取引されているらしい「森伊蔵」なる焼酎です。
鹿児島在の方から時々分けていただけるため、分不相応なこうした焼酎をたまに飲むことができる、という次第。
ネットでみると3万円とか4万円とか、とんでもない値段が付くらしく、何年か前、博多の店で1杯7,000円(ケタ間違いではありません)で出していたこともあるとか。「これが飲むヤツいるんよね」と当時その店で働いていた友人があきれておりました。
まぁね。確かに美味しいですよ。軽くキレが良いからロックにはいいでしょうね。しかしその値段出すなら別の焼酎を何本も買った方がいいな。
誤解されるといけませんので、書かずもがなかも知れませんがあえて。
蔵から出る時は、ごく常識的な値段なんですよ。じゃなきゃ、私ごときの手に入るわきゃない。ブローカーが介在するから値がつり上がる。ろくに飲んだこともないのに、ブームだからとある種のファッションだけで平気で高い金を出すバカが元凶、でしょう(いかん。この話になるとつい感情的に。でもこの話、多分繰り返して出てきます)
この焼酎が大ブームになった経緯は承知していますが、決して蔵の本意ではないでしょう。 
森伊蔵 有限会社森伊蔵酒造(鹿児島県垂水市牛根境1337)
2008/6/15